Recruit

先輩からのメッセージ

先輩からのメッセージ(入社5年目)

わたしが建設業に転職した理由~建設業の魅力とは?

畑八開発株式会社土木部 新海 一樹

 私が建設業界に入ったのは5年程前になります。以前は建設業とは全く異なる業種の仕事(自動車販売業)をしており、主にお客様との対応や契約などの仕事をしていました。 その仕事にもそれなりの充実感はあったのですが、何か物足りなさも感じ始め、「今の仕事は、本当に自分の性格や能力に適した仕事なのだろうか?」という思いを抱くようになりました。そんなときに、ふと私の頭に浮かんだのが「建設業」でした。

 私にとって「建設業」は、馴染みのある業界です。父親が土木関係の仕事をしていて、幼い頃に職場に連れて行ってもらったこともあります。地面を掘削する重機の迫力ある動きや轟音、土砂が積み込まれたダンプカーが次々と発進していく様子などが、幼な心に強烈で勇壮な印象を与えるとともに、遊園地にでも行ったような楽しい思い出になっています。

 もちろん、私が全く経験のない建設業に就こうと思ったのは、昔の記憶のせいだけではありません。私なりに建設業という仕事に「魅力」を感じたからです。

 1つ目の魅力は、元請会社や協力会社などの多くの人が同じ現場に携わり、品質の良い建設工事を完成させるという共通目標のために、お互いに協力し合いながら仕事ができるところです。様々な職種・専門分野・年齢・性格の人が一ヶ所に集い、それぞれが責任感を持ちながら担当の仕事をこなしていくわけですが、最終目標はひとつであり、様々な困難を乗り越えて工事が完成したときの喜びをたくさんの仲間と分かち合えるのではないかと想像したのです。例えれば、チームスポーツの試合で勝利を得るような感覚でしょうか。

 2つ目の魅力は、日々の仕事に前向きに取り組んでいれば、自ずと多くの専門技能が習得でき、キャリアを重ねるたびに自分自身の技術や能力の向上が図れるところです。入社前の会社説明会のときに、「建設業界にはたくさんの資格があり、それぞれに価値あるものだ」という話を聴き、そのことにも大いに魅力を感じました。資格を持つということで、自分を全く知らない人に対して、自分の持っている能力をすぐに知ってもらえるということは、たいへん便利で有益なことです。資格があることで仕事の幅も広がり、人間関係も広がっていくのではないでしょうか。資格(その裏側にある技術や能力も含めて)を取得することで、自分に対して自信を持つことができ、より充実した人間になれるとも思いました。

 このようなイメージを持って入った建設業界でしたが、実際に建設業に従事してみると、更に新たな発見がありました。それは、私たちの仕事が人々の暮らしと深く密着していて、多くの人の役に立っているという事実です。今までは何も感じないままに通行していた道路や橋、店舗や駐車場、家の近くを流れている河川や小さな水路に至るまで、私たちの生活を陰で支えているインフラ(社会基盤)の整備は、建設工事並びに建設業者なくしては成り立たないということを、建設業に携わって改めて強く感じました。建設業者がインフラ整備をしっかり行うからこそ、人々は道路や橋を快適に通行できるわけだし、災害発生を抑制するための護岸工事や砂防工事が適切に行われているからこそ、人々は物理面でも精神面でも安全・安心に暮らすことができているのです。

 そのことに気が付いてからは、建設業という仕事に携わっている自分の責任の重さを痛感する毎日です。それと同時に、自分が工事に携わった道路や橋を多くの人が実際に利用している姿を見て、喜びと誇りを感じてもいます。「建設業は誰かの役に立てる仕事、それも多くの人の役に立てる仕事である」という点は、今の私にとって非常に大きなやりがいになっています。

 しかしながら、残念なことに、ここ数年で日本の建設業従事者は減少しており、私の現場でも職人不足・技術者不足に苦慮するときがあります。このままでは近い将来、インフラ整備をしたくとも施工できる業者や技術者がいない、痛んだものを修繕できない、新しいものも作れないという状態になりかねず、私たちの生活は大きな影響を受けることになることでしょう。

 建設業は、人々の暮らしや経済活動を根底から支えるための、世の中に必要不可欠な仕事です。特に若い世代の方には、「多くの人の役に立てる仕事」というところに大きなやりがいと魅力を感じていただき、ぜひ希望を持って建設業界に飛び込んできて欲しいと思います。経験や知識がなくても大丈夫です。何よりも私自身がそうでした。新しいものを学ぶ意欲と情熱のある人材であれば、必ず期待に応えてくれるはずです。

 

こんな仕事をしています

入社当初は、工事現場の施工管理者の下につき、施工管理業務の補佐全般を行いました。工事現場での経験が全くなくても、施工管理者の指示や指導のもと補佐業務を行うことによって、徐々に業務を習得することができました。

業務には、『安全管理・品質管理・工程管理・原価管理』があります。

『安全管理』
仕事の中でも重要な部分です。工事現場で事故を起こさないためにも、日々、慎重な安全対策を行います。
『品質管理』
決められた規格に適合しているかを検査し、記録する業務です。基準に則って必要な写真を残すといった仕事も行います。
『工程管理』
現場を完成させるための工法及び手順と進め方を決定し、完成予定時期の計画を立てます。その計画通りに現場を進めるための仕事を行います。
『原価管理』
現場を完成させるために必要な金額(工事原価)を計算し、予算計画を立てます。その計画した金額で工事を完成させるための仕事を行います。

 

数年後にはこうなっています

1年目

朝のミーティングなどで、現場で作業する方々とのコミュニケーションを行い、仕事を徐々に覚えていきます。

2~3年後

工事現場の施工管理者の下で、施工管理業務の補佐全般を行い仕事を覚えた後は、正式な施工管理職としてひとつの現場を持つことができます。やりがいや達成感も大きくなり、待遇も上がります。

5年後

施工管理の仕事にも慣れたころ、施工管理技士などの資格を取得しスキルアップを行うことにより、金額の大きな工事現場の施工管理を行うことが可能となります。

10年後

これまでの仕事が評価され、あなたでしか受注できない重要な工事現場での施工管理に携わることとなります。また、新入社員が配属され、いままで培ってきた知識と技術を、今度は教える立場となります。

エントリーはこちらから

 

お問い合せ先

畑八開発株式会社 総務部 内藤
〒384-0701 長野県南佐久郡佐久穂町畑329
TEL:0267-88-2501 FAX:0267-88-2665

このページのトップへ